12年の年月とわ
2013年8月9日22:18 | コメント 入力
[演目] ジャイロキネシス パフォーマンスから
バレエダンサーがヨガを元に考案したと言われる物です。
[ダンサー]
新野亜矢さん
私が12年前に、タンバリン・エスメラルダで撮影した彼女です。
現在所属 エプリ・バレエスタジオ。
ジャイロを指導する人としては、若い年齢ですが、自分の目を身体の内部に向けた事は、
指導者としてとても良い事だと思います。
[写真的考察]
D4 + 24-120mmF4 ISO1600
ノンストロボで、外光と室内照明だけで撮影しています。
この写真を撮影する一ヶ月前にジャイロを見学すると共に、光の状態を確認して、
良い光周りだったので、それを想定して撮影しています。
光を見極めるという事に関しては、私もまだまだ勉強しなければならないと考えています。
しかし、カメラマンとしては光と影を見極めるというのが、全てのジャンルの写真で必要な
事だろうと思えます。
[感想]
以前撮影した時は、少女の面影が漂う可愛い女性だったですが、
12年を経ると大人の女性になっており、時間の流れを感じてしまいました。
バレエというのは、数年でどうなるものではあり得ません。
10年・20年やっている人達は、非常に多くの人達がいます。
我々プロカメラマンは、そういう人の時の変遷も撮影して行くのも使命であり、
かつ楽しみでもあります。
バレエの集合写真
2012年10月29日10:22 | コメント 入力
[ダンサー]
kids DanceMバレエスタジオ の発表会からです。
皆さん整然とした並びを一瞬で決めて頂いています。
主催者先生の声の一声で全員のポーズが決まるのは、発表会のレベルではなかなかに厳しいものです。
[写真的考察]
(写真データは 今回は秘密です(^^;))
画像データ的にはかなり品質を落としています。
これは集合写真の変形バージョンとして撮影した物です。
集合写真と言えば、一般的には全員が前を見た一般的な物を言う場合が多いのですが、
こちらに関しては、私から主催者への提案もした事で、演目の抜粋から集合写真として写真になるような物もあるのではないかと言う事で、撮影させて頂いたものです。
こういう提案を主催者に提示して、更にそれを受け入れて実施して頂けるのは、カメラマンだけでなく、主催者としての理解があって初めて成されるものです。
実際の舞台の演目中のなかから選ぶ場合も、一番最後にこういったシーンはよくあるものなのですが、写真的な意味では幾つか考察点があります。
1. 実際の舞台としての照明と、写真としての最適な照明が違う事。
2. 実際の舞台としての被写体の並び位置も、写真としての最適な事とは違う事。
3. 実際の舞台では 音楽的なタイミングで全員が揃ってポージングをとるのは、プロが行っているわけではないのですから技術的にはかなり厳しい事。
WEB上の画像ではこの画像の鮮明さを充分に伝える事はできません。
こちらの発表会では、A2サイズで印刷した集合写真をホールホワイエに飾っていますので、実際に見たい方はこちらの発表会を見て驚いて下さい。
結構素敵な写真が印刷された物を目にする事ができると思います。
[トピックス]
私は恐らく日本で最も古く、舞台の集合写真をノンストロボで撮影したのではないかと思っています。
その頃同業他社の方からは 白い目でみられたものでした(^^;)
表現がバレエ
2012年10月14日10:00 | コメント 入力
[演目内容]
バレエスタジオAileさん 発表会(2012年)での創作バレエ Love of Fairy (勇気ある者たちへ)から物語の初めです。
無邪気な姉妹が、ある鏡を巡って戯れています。
背景には姉妹のお母さん。
姉妹がふざけあっていた中その鏡を落として割ってしまい、鏡に封じ込められてた邪念が出てきました。
そして物語が進行して行きます。
プロジェクターも用いた斬新な舞台映像と共に、発表会が行われていました。
[ダンサ]
子供達ダンサーなのでフルネームでは言えませんが、姉役:理奈さん 妹役:ゆきのさん です。
創作バレエの主役として、表現力いっぱいに踊っていました。
[写真的考察]
D4 + 200-400mmF4
バレエはその道具としての身体があり、その道具が最終的に演技としての表現の為に使われる事が必要です。
プロではその事は当然成さなければ行けない事ですが、発表会レベルでもやはり目標に置いておくべき事のように思います。
それがバレエを芸術ならしめている所です。
本来は舞台ばかりでなくいつものレッスンをしている時から、表現としてのバレエを意識できるようになりたいものです。
舞台で踊る時だけ表現を気に付けるような方々もいらっしゃいます。
しかし日頃のレッスンの時から、心から溢れる物を感じて踊るようにする事で、自然と顔の表情も身体の表情も訓練されて、それが舞台に出るものだと思います。
レッスンで訓練されていない事は、舞台で発揮しようがないと思うのです。
写真の彼女達は、もしかしたらこの演目は、一生に一度しか踊らないものかも知れません。
踊る才能を持っている人でも色々な理由でバレエ発表会を区切りとしてバレエそのものを辞めてしまう人も多いと聞いています。
それが現代を象徴しているのかも知れません。
しかし発表会を撮影するバレエカメラマンとしては、彼女達にとってこれが一生で最後にもなるかも知れない その一瞬を冷静に完全を期して撮影したいものです。