CL76HXON SonyとNikonで使う
7inchタイプの液晶フィールドモニター(電池駆動可能)です。
Sony 7RM2編
カメラ側の背面液晶モニターの表示を止めるモードがあります。
但しカメラの液晶ビューファイダーでは見れます。
7インチですが、カメラ側の情報表示をさせるとその分だけ表示エリアが小さくなります。
まぁ、これだけでも結構大きいのでおおまかにピントが合っているかどうかぐらいはわかりますが。
幾つかの設定の組み合わせで、カメラの背面液晶モニターは通常に表示させて、フィールドモニター側は画像のみをフルスケール表示させる事ができます。
カメラ側で機能確認、フィールドモニター側で画像確認という機能分散になります。
画像表示がデカイです。
更に、フィールドモニター側に解像度をdot by dot で表示させる事ができます。
これは主にピント確認主体の使い方になると思います。
更にデカイです。
こうなってくると、ほとんど液晶ビューファインダーを見る意味合いがなくなってきますというか、不必要になってしまいます。
まず私の場合は、7RM2は全景撮影固定にしておきます。
7RM2本体のプレビュー拡大表示は遅いので、てきぱきとピントレベルを確認して撮影を続行するのは、厳しいのですが、フィールドモニターを入れる事で、プレビュー拡大表示しなくても私レベルで行けばピント確認ができるのです。
また これを利用して、ポーズ写真でも使える事になります。
ポーズ写真ではシャッターは顔認識+リモートワイヤレスシャッターで行って、画像確認は即座にこのモニターで行えます。
全景撮影からグループ撮影まで、更にポーズ写真の全てを今後担当してもらう事になります。
どちらの撮影も定点位置からの撮影になりますので、カメラ及びモニターは全てAC電源で撮影できます。
Nikon D4S編
D4Sでも同じ事を試してみましたが、やはり、シャッターを半押しした瞬間にカメラとモニターのHDMI接続が切れて、その後に撮影画像を表示される事になります。
シャッターを押してから、画像表示まで約2秒です。
これに関しては、NIKONに要求済みですが、NIKONの認識レベルが引くD5でもこのことは解決されていません。(情けないです。Canonは1DX2で改善しているのに…)
画像表示は切れても良いのですが、HDMI信号の接続プロトコルが走る為、その分の時間がかかってしまっているようです。
2秒というのは、動体を撮影する舞台撮影では厳しいですね。
ただD4Sで確認したいのは、ピントよりも主に露出の方なので、役割さえ頭に入れておけば問題なさそうです。
そうした場合、静音の為にカメラ本体を静音カバーでそっくり覆っておいて、このモニターで画像確認という事を考えれば、実際問題はそれほど問題ではないのかも知れませんが…
D4S側はとりえずLV(ライブビューモードにしておきます)1番ノーマルな表示は背面液晶と同じ情報表示も行わせてみます。
格子線は、ニコン側で表示させていますが、どうも情報表示として表示されているようです。
情報表示を行わないと、Sonyと同じくかなりデカイですが、少し問題があります。
その問題というのは、dot by dot で表示させると、あれ~ 小さく表示されてしまいます。
そうです、NIKONのHDMI送信している画像というのは、あくまでもカメラ側の液晶背面モニターに表示させている解像度の模様なのです。
なので、dot by dot は良いのですが、そりより大きくフイールドモニター側で表示させると表示される内容は、品質がよくないようです。
但し ここからが本題です。
ライブビューで表示される内容は、上記内容通りなのですが、カメラ側の画像確認で表示される内容は以下の通りなのです。
ほら、Sonyと同じような結果になっています。
ライブビューでの表示は、どうも背面液晶の解像度になっている模様で、
画像確認での表示は、少なくとも、横幅はフィールドモニターの1280dot以上になっている模様です。
やはり NIKONのカメラは、写真に特化されているカメラであると言えます。
Sonyの方は、ビデオとカメラ機能が同一土俵で融合されている物と言えそうですね。