徒然に
母の血液データは、半年前と比較して毎週検査されている状態。
その毎週の検査データレベルで、どんどん、データ値が悪化して行っていると言う状態。
入院等をした場合、医者の言葉と、患者の色々な検査データを含めて認識している親族というのは、かなり少ないのではないかと思う。
私の父が他界した時、たまたま実家大阪に撮影があつて、そのついでに父親の見舞もしてきた。
その時には、病院のデイルームで、車椅子に乗っている父と話しした。
私は父親の手を握った。
異様に冷たい手だった。
そして一週間後に他界した。
病院での死とはそんなもんです。
前日まで普通に話しはできていたのに と言うパターンです。
現在の私には、幸いにも自分の事も含めて、インターネットで色々と調べられる環境にいる。
母の病状の事に関しては、素人ながら恐らく、あらゆる事を検索・勉強した。
母は昨日から、ナースステーションから遠い場所から、ナースステーション横の病室に移された。
私の冷静な判断で言えば、後1ヶ月の余命。
足るを知ること それは幸せ:
この言葉は昔の宗教で有名な人が言った言葉の要約です。
この言葉にはとても共感します。
現在の自分の状態で足りている事足らない事を把握している人はいるでしょうか?
もっと言えば人はどんな時にも満ち足りていない状態なのが普通なのではないでしょうか。
現在足りている事を知るという事 更に突き詰めれば悟れる人は 幸福なのだと。
目標を持ってトライし続ける 常に渇望を持って物事に接するのもある意味正しい事だと思える。
ただ、現在の状態をきちんと理解すれば達生するという事と現在進行している状態あるいは環境を 正確に理解し現在を最高パフォーマンスで生きていると実感している人達は、それは幸あわせなんだと思います。
貧乏でも足りている事を認識している人達。
所得1000万あっても足りているとは思えていない人達。
お金で足るを知る人は恐らく世の中にいないと思えますが、お金の豊かさばかりを追い求めている人が実に多い世の中になっています。
あなたは足りているのに不満を言ってないですか?
2016年11月15日