Fujifilm X-T2 レビューだよ
X-T2 + XF16mmF1.4 + 角形フード
X-T2とわ
なぜかこの話題が、私のカメラ友達からは一向に聞こえてこない。
・昔X-T1を購入した時には、結局その当時に20cmくらいの近距離撮影ができるレンズがなかった事。
・X-T1の背面の10字キーがあまりにも浅くて、全ての操作性を台無しにしていた事。
・暗部AFがあまり良くなかった事。
・露出やAWBの暴れる率が高かった事。
などで手放してしまいました。
但し画像に関しては、その色使い・立体感など、Fujiならでは画質には納得していました。
しかし趣味で使う分には、画質以上に快適にカメラが使えなければ結局は長くは使って行けません。
現在のレンズでは、XF16mmF1.4では15cmまで寄れるし、XF35mmF1.4でも28cmまで寄れます。
背面の10字キーは機能呼び出しに使われ、フオーカスポイントはぐりぐりできるフォーカスキーが増えました。
暗部AFに関しては、改善されて問題ないようです。
露出に関しては少し改善はありますが、AWBに関しては、恐らく同じだと思います。
ボディ側手ぶれ補正は搭載されていないので、この点は慎重にAUTO ISOで下限シャッター速度を設定して対応します。
しかし今更ながらボディ側手ぶれ補正はその写真として表現できる内容も変える事があるという事です。
作成例
作成例と言っても初めて使うので可能性や性能を感じる為のものですが…
(各画像クリックするとサイズの大きな物で見られます)
ISO800でも道路のテクスチュアは充分表現されています
ISO1600~3200クラスが私の限界ISO感度だと思います。
スーパのネギですが、蛍光灯配下でのAWBはよくありません。
しかしこれをAWBでクリアーできる機種は、存在しません。(D5 7RM2等)
レンズ性能として開放F1.4でも、光の円形ボケはレンズの隅でも問題ないようです。
しかしこれって、24mmの広角なので、歪みのない結構良いレンズという事になります。
フィルムシュミレーションモードACROSで撮影。
「質感豊かでシャープな表現」という説明ですが、確かに、昔のモノクロフィルムの懐かしさを感じさせる写真になるようです。
ある意味、イイです。
光のある所 と言っても、早朝5時でかなり暗かったですが、パターンの大きいものは、ISO2000でも問題ありません。
午前6くらいの荒川の東空です。Velviaモードで撮影
以前7RM2でこのシーンに近い感じを撮りましたが、全然見た目通りにならなかった物です。
今回の写真は、かなり見た目通りに写っており、Fujiの色使いに感心してしまいます。
ちょっと露出補正をアンダーに振りすぎてしまいました。
ピント位置は、手前の勺です。
本当はもっと周囲がボケる事を期待しましたが、もう少し寄ればよかったのですが、ここまでしか物理的に近づけなかったので、ちょっと曖昧になってしまいました。
これは フルサイズ+Batis 2/25 なら正しく表現できたと思っています。
この辺りにAPS-C の広角ボケの限界があると思います。
う~んちょっとこれも露出アンダーです。
夜の街を撮影する時には、ファインダーや背面液晶は暗めに設定しておいた方が良いと思いました。
上から水滴が落ちている箇所を狙ってみました。
こういうのは、1カットで撮影するとリズムが掴みにくいので、水滴の落ちるスピードに合わせて、0.7秒感覚にカシャ カシャ カシャ と撮る方が、良いタイミングがつかみやすいです。
こういう撮り方は、最近のシャッターフィーリングの悪いカメラではできないものが多いです。
こうご期待….
TAGS: X-T2・XF16mmF1.4 | 2016年11月30日