X-T2 高感度性能
上記はX-T2 F8 ISO3200 での画像データです。(XF35mmF1.4)
最初の画像の部分等倍データです。
これに対して私が仕事で撮影している高感度番長 Nikon D5 の同じ部分の等倍データが以下です。
画素数がX-T2/24M D5/20M なので厳密には比較評価はできませんが。
JPEG同士の比較なので、センサーそのものの品質ではありません。
X-T2の方がどちらかと言えばノイズ処理が大きく、精細感が少なくなっているものの、充分に使えるデータだと思います。
しかし両者の画像を比較すると、X-T2(プロビアモード) D5(標準モード)ですが、かなり絵造りに差があるように思います。
恐らく24Mの画像品質としては、中堅フルサイズの画質と比較しても、充分対抗できる物と思います。
サイレント撮影
ちなみにネット友達のX-T2使いの米田さんにも協力してもらって調べてもらいましたが、蛍光灯配下のサイレントモード時の画像乱れについて。
これは蛍光灯のフリッカーが電子シャッターにどの程度影響するかですが、高周波タイプの蛍光管については、問題なし。
古いタイプの蛍光管についてフリッカーが出る場合があるとの事。
更におもしろいのは、その場合でも、JPGの方が影響が少なく、RAWの方が多いとの事でした。
ローリング歪みに関しては、検証していませんが、この領域でもフルサイズよりAPS-Cサイズの方が小さいと推測されます。
X-T2では、特にフリッカーレスという機能はありません。
シャッターのモードとして以下の三つが利用できます。
1.フォーカルプレーンシャッター
2.電子シャッター
3.電子シャッター + フォーカルプレーンシャッター
ソニーのカメラでは
99M2 はフリッカーレスは搭載 でも サイレントモード非搭載
7RM2 はフリッカーレスは非搭載 でも サイレントモード搭載
となっています。
どうも、ミラーレスでフリッカーレスとサイレントモードを搭載している機種は今の所は存在しないようです。