X-T2 vs D5 高感度対決 #2

PHOTOGRAPH[写真]

X-T2 ISO800

X-T2 ISO800

X-T2の高感度はAPS-Cなのに、なんか非常に強力のような感じを受けていますが、更にテストしました。
評価画像は、私のマンションから撮影した内容ですが、撮影位置から真ん中にある一方通行の標識の所まで約30m程度あります。この30mという距離は、私が舞台撮影する時の撮影距離が、30~40m程度あるので、時々評価で使っているものです。

画像評価はできるだけ、各々が撮影する主要被写体でテストしなければ、そのテストの意味合いが非常に薄れてきます。

20161207-fn-iso1600

標識の箇所の等倍画像をX-T2とD5で掲げています。
画像保存はJPEGです。
上記はISO1600の場合です。
この評価は実はかなり厳しいのです。
単にISO高感度だけでなく、ピント評価、レンズの解像度テストまで含んでいます。

レンズは、X-T2は XF35mmF1.4 (35mm換算52mm)  D5は 24-120mmF4(焦点距離は50mm程度)です。

X-T2のレンズは、単焦点で高解像度を特徴としています。
センサー解像度は、X-T2は24M D5は20M です。

この勝負 X-T2 が勝者です。

20161207-fn-iso3200

同様にISO3200の場合です。

X-T2はISO1600に対してさすがに画像劣化が目立ってきますが、D5の方は、それよりは画像劣化は少なくなっているように思えます。

少なくともISO1600クラスまでの画像ノイズならば、JPEGでX-T2はD5並と言っても良いと思います。
これって 考えられないですよね。