Nikon D5 使う意味
Nikon D5は持っていますが、実際の舞台では私は使っていないのです。
D5は一緒に仕事をしてくれるアシスタントさんに使ってもらっています。
D5が複数台があれば、私も使いたいのですが、予算が難しい…
私がなぜこのクラスの機器を使うかは、色々あり一つはその画像品質なりにありますが、1番大切なのは、少しでも良い機器を使う事で、撮影負荷が軽減する事なのです。
2時間物の発表会では一人あたり約3000枚程度は撮影します。
二人であれば、6000枚、三人であれば7000枚程度になるでしょうか。
一人で3000枚撮影する場合には、1枚の撮影の負荷をできるだけ軽減する事が、全体としての写真パフォーマンスをアップできると思います。
人間側の疲れを軽減できるのであれば、その分コストをかけて良いカメラにその疲労を分担させ、少しでも良い写真を残す事だと考えています。
敢えて言うと、大事なのは、AF性能の精度と高速性、撮影者の意思に反応するシャッターです。
要は撮影者が感じた被写体をストレスなく撮影できるカメラが必要だと言う事です。
プロスポーツにしろ動態を撮影するカメラマンの究極はここに行き着くと思います。
今のある程度の機種にはカメラに連射機能が搭載されていますが…
あんな物に価値を置く以前に必要な基本機能は、カメラマンの意思で動作する指の感覚にどれだけシャッターが反応できるかと言う事です。
カメラメーカの多くは、そこの所の勘違いをしていると思っています。
今それを反映しているカメラは、Canon/Nikonのフラグシップ機のみが候補になります。
TAGS: d5 | 2016年12月15日