レーザープリンタの評価

JOB[仕事]

最近あまりプリンタの評価内容は聞こえてきませんが
ひさしぶりに評価してみました。

色域をLabのab座標でプリンタの色域の評価をしてみます。

白色 PX-H6000 スーパファイン
赤色 評価対象レーザープリンタ(通常紙)
綠  JapanColor2001 (コート紙)

L 85

おっとっと L85の評価ポイントは、白色度ではなく、女性のメイクアップしたストロボ配下の肌色です。ここの所は、通常の10万円程度のプリンタでは、なかなかに難しい領域です。
PX-H6000は、10色プリンタでJapanColorのプルーファとしての標準機になっています。ここではプルーフ用紙でなく、スーパーファインとしました。

JapanColor <  評価プリンタ < PX-H6000

L 50

中間部については ほどほどです。

L 25

暗部もそれなりです。

評価レーザープリンタは、普通紙の場合には、色域としては、JapanColor2001 を結構カバーしています。
これは、実際問題、かなりの実力です。

光沢系のコート紙に印刷すれば、ほぼ印刷領域に関しては、JapanColorを印刷が可能のように判断します。

商業印刷を前提に写真撮影をするカメラマンさんの方々には、インクジェットよりも、本プリンタの方が適するように思います。
メーカさんには、20万円台でこのプリンタを出せば、プロカメラマンには、結構売れるのではないかと示唆しておきました。