α9に思う事
私はNikon 及びSonyに対してカメラのプロ会員になっています。
Nikonに関しては、何年も前にサイレント撮影の要望を行ってきた。
実際には私の仕事からすれば、サイレントと言っても完全サイレントでなくてもよくD810の半分程度のシャッター音で充分なのだが。
本来メーカとしては、私にきちんとその詳細を聞くべきなのだが、そういう所がない事がダメ。
Sonyに関しては、7RM2に対して操作性は評価に値せず という苦言を言っていた。
それと共に、プロ会員になる時の個別対話審査の時に、舞台撮影としてサイレント撮影と望遠レンズ400mmまであれば良い と言ってた。
7RM2はファインダーの良さを私は評価していたし、その後の99-2も更によくなっていた。カメラの基本はファンダーなので、そこの箇所に技術を注いでる事はとても良い事。この箇所は、もう他メーカは追随できないのではないかとさえ思える。
電子ファインダーなどは、ほとんどが電子素子だけで構成されているので、そういう所は技術が発揮し易いのだろうと思う。
Sonyは、私の言っている事は、道はまがりなりにしても、α9において実装されてきている。20連射などは私は元々使わないので、それはプロの一部の領域の人達にしかメリットはないと思う。
残りは、やはり、指連射つまりは半押し継続のシャッターのスピードがあがれば、私としては充分でありかつ、ここの所が結局はスポーツ系カメラマンのキーなのだが、この事が理解できていない模様。
とにかく Nikonは私の言っている事の充分な意味を理解せずに現在。
Sonyは私の言っている事(もちろん他人の多くの人も言っているのだろうが)を着実に登載している現在。
私はメーカにとっても、そのカメラが好きな人達にとっても苦言ばかりを言う人に見られがちだが、きちんとメーカの事を思って、メーカーに要望を出しているからこそ、現在のカメラがある事を知っていない人達がどうも多い模様。
メーカをよいしょしても意味のない。
きちんと自分の使いたいカメラに対して的確な要望を出す事こそがプロの一つのユーザ貢献だと思っている。
カメラをリリースする前に私にカメラ評価をさせれば、きっとより良いカメラになるのにと思っているのだが。
TAGS: α9 | 2017年5月27日