未来のカメラ 私の考えている事
ミラーレスを筆頭にどんどんカメラが様変わりしていますが、私の考えている究極のカメラ文化とはこんな物です。
ソフトウェア開発の中に設計と製造というフェーズがあるように、カメラで撮影するという事も段階的な写真業務が常になる。
例えば私の仕事である特にバレエの舞台撮影。
撮影時は、数台の映像を撮るマシンで概要撮影。
後行程で、音声応答やペンタッチで、被写体を360度どこらかのカットでも自由に静止画として再構成できる。
当然だが、照明効果も自由に変更できる。
現在のミラーレスを筆頭したカメラの最終的な方向性は、こういうものだと期待している。
但し現在は、まだまだ従来フィルムの機能が全てデジタル化して熟成されてきた時であるという事。
ミラーレスの完成度は、その運用も含めまだまだ解決しなければならない課題が多く、現在の熟成されたミラーありカメラの完成度に到達するには後数年はかかる模様。
あくまでもある種の写真領域のみが、ミラーレスに置き換わりつつあるという事。
私はミラーレスの新たな機能よりも、ミラーレスは、まずは、従来カメラの機能を実装する事及びカメラマンの従来手法を適用できるようにする事が、基本だろうと思う。
2017年6月2日