親の介護 老人ホーム

生活[LIFE]

2013年5月の日記より

母親が入居した有料老人ホームのデータから
85歳以上が70%を占める。
恐らく 女性の平均寿命が86歳である事を考えると 統計通りという事になる。
そこの入居者の平均年齢が 88.2歳という事から、介護生活を受ける事による 延命もあるのではないかと思う。

機能面以上にシビアなのが費用。
特定老人ホームは 費用が安価だと言っても 月額約10万くらいは 考えておかなければならない。
それも 介護判定の高い人から優先入居になっているし 全国で数十万の待ちがあるらしい。
ほとんど 入居は奇跡的としか言わざるを得ない。

有料老人ホームには 並のものと高級のものがある。
高級な箇所は 一時金として ウン千万。
まあ、お金持ち用。
並のクラスは 新政権の元で、一時金不要で、月々数万円で分割して納める。
それ以外の月額費用は、どちも20万程度となる。

しかし毎月20万というのは 結構な額だと思う。
10年で 2400万
15年で 3600万
まぁ 通常の人であれば 最低でも 年金は80万くらいあるから、160万/年は持ち出しする必要がある。

年金で 20万以上ある人クラスしか、有料老人ホームには入居できない事になる。
ほとんど裕福な人達用ですね。

80歳以上で 老人ホームに入る場合、国民年金だけの人達は、160万/年×15年=2400万 クラスの蓄えが
求められる事になる。

私の親の場合、幸いにも年金だけでまかなえるので、他の親族の者に少なくとも金銭的な負担はない。
しかし、自分の親が そういうケアを受ける必要があるのに、金がないとなると、
非常に難しい自体となってしまう事が、容易に想像できる。

もっとシビアな事があります。
自分の親二人が老人ホームに行くとなった場合、20万×2=40万の支出が発生するという事。