D850 思う
人それぞれカメラに必要なパフオーマンスは異なります。
私の撮影領域では主に舞台撮影、基本的に三脚ありきが基本です。
また一部別なオプションとしては、ポーズ写真としてライテイング配下での撮影です。
基本的には、どちらも手ぶれ補正が必要ではありません。
舞台撮影の方では、当然自分は動けないので、ズームレンズが主体にならざるを得ません。
また、ポーズ写真の方は、3歳の子供から、大人まで撮影しなければならず、これもズームが主体となります。
現状では、どの撮影でも共通して必要な機能は、AFの性能です。
0.1秒でもAFが早ければ、その分だけ被写体を確認する時間が延びます。
結局仕事で使うカメラは全て一眼レフ機が1番私としてのパフオーマンスが発揮し易く思います。
D5 2台
これで舞台上の個人を撮影します。
レンズは400mmクラスまでの物です。
D850
舞台の全景~グループ撮影を行います。
レンズは70-200mm が多いです。
D500
これはポーズ写真に使います。
APS-Cですが、基本的に低感度でかつ絞りF8を基本で使うので、画質的には問題ありません。
また、AFセンサーがファンダーの70%程度を占めているし、APS-C機にしては、とてもファンダーが大きいのが1番の要です。
特に 24-120mmを組み合わせて使うので、35mm換算 36mm-180mm となり大人の全身から、3歳の子供の顔のアップまで、撮影者があまり動かなくて撮影が可能となってきます。D500は24-120との組み合わせでのパフォーマンスを考えて購入しました。レンズに合わせてボディを揃えました。
これら3種のカメラのAFセンサーは基本的には、D5と同一なので、カメラの取り回しも楽です。
アシスタントも含めて、基本的には一機種の使い方を知っていれば、全部が使えてしまいます。
α9+24-70mmF2.8は 70-200で舞台全景を撮影できない時に、私のみが利用します。
α9+24-70mmF2.8の顔認識/瞳認識はパフオーマンスがありそうなんですが、いかんせんレンズの焦点距離が足りません。
恐らく 50-150mmF4 というレンズが出ない限りは、α9をポーズ写真で使う事はないです。
ポーズ写真は1人1回では済みませんので、数100ショットを撮影する上で、カメラマンの労力を軽減するのも、総合的なパフォーマンスを上げる一つの要素です。
私がニコンのカメラで持っているレンズは、仕事をする為のものですので、全てズームレンズです(T_T)
一方ニコンでは優秀なレンズ単焦点は、中望遠以下広角まで手ぶれ補正が付いていない為、私にとっては趣味でも使いがたく思っています。
α9は、基本的に趣味領域のカメラで 単焦点2個 仕事も行う上でズーム一個を持っています。
単焦点でもボディ側手ぶれ補正があるので、手持ちで撮影が安心して行えます。
AFに関しては、一発目のAF合焦がNikonと比較して遅いです。
バレエのような動きのある撮影では、撮影できない事はありませんが、撮影者の労力を軽減する方向ではありません。
α9は一般的な撮影には良いカメラかも知れませんが、動きを撮るカメラマンには、まだまだ性能が充分ではありません。
この画像はクリツクすると、最大横サイズ2560pxで表示されます。
D850はまだ実際に仕事では使っていませんが、とても良い画像を提供してくれると思います。
RAWで撮影すると、128GBのメディアにロスレス圧縮で約2000枚くらいは撮れるようです。
今までも、これからも撮影対象によって、価格の事はありますが、適切なシステムを使って行くのが、1番パフォーマンスが高いです。
軽さが1番必要な時もあるでしょ、色が1番必要な時もあるでしょ、ブレを気にする人達もいるでしょ、システムの重さなんて2の次ぎという人もいるでしょ。
まぁ様々です。
さぁ~来年からは、舞台裏も撮る事が多くなるかも知れませんので、舞台裏を撮るカメラも必要となりますが、これは、α9で対応する予定です。
さて マクロ撮影が個人的に欲しくなりましたが、これは、Sonyで行くのか…
オリンパスで行くのか検討中です(^^;)
2017年10月3日