くるま について
大学生の時に将来の為に免許は取得したものの、若い頃から全く車には興味がなかった。
現在の写真の仕事をするようになつてからは、必要性は感じていたが、車というのは他人の生命も自己の生命も、危険を及ぼすものという認識があつた事。
及び親より子供の私が先に逝くのは絶対的に許されないと考えていた。
恐らく私が先に逝ったら私をネコかわいがりしている母親の死期を早める事は間違いないと考えていた。その為、母が存命中に母から車を購入してやると言われても、断っていた。
昨年末母が他界し、私の人生での1番の課題がクリアーされた事で、2番目の優先事項である仕事を優先する為に、車を購入した。
まぁ、今の人生での1番の優先事項は、母が亡くなった後に考え直して、少なくとも母が生きた84年以上自分が生きる事にしたので、人生の優先課題は
1.84歳以上を生きる事
2.仕事を行う事
となつている
車を購入する前に、1番気にした事は、安全性。
元々コンピュータのソフトウェア開発に携わってきた事や、自分の考え方の基本として、人間はミスするもの。
どんなに人間側に安全運転への意識や技術があったとしても、人間にミスがないなんて事は考えられない。
先日のドライブでも、駐車場で一端駐車したものの少し奥に入れたかもと思って、少し前進しようとした時にシフトレバーを後進のままアクセルを少し踏んで間違いに気がつき、直ぐにブレーキを踏み直した。その距離1m以内程度。
多分この時に、車の自動認識のブレーキがかかったかも知れない。通常車の自動ブレーキ関係が反応すると音がしますが、その時はしなかったので、恐らく自動ブレーキ以前に私の再手動ブレーキが効いた模様。
幸い、後続車との距離はまだ数mあったが、後続車の運転手が見ていたらキモを冷やしたかも知れない(大変失礼しました)。
人間社会でもミスがある事を元に私は色々と生きていると思っている。
車購入に関しては、車の安全性能が第一。
スバル・インプレッサのデュアルカメラサポートが当初希望であったが、車の事を知らない私には、大きすぎだし行け行けどんどんの車は期待していない。
ちょうど2年くらい前から、スズキ・イグニスにそれと同様の物がサポートされてた為、車体の小型さもある為それを候補にしていた。
その内、更にハスラーに同様の物がサポートされた為に、仕事をメインに車に乗るだろうと言う事と、高速ではどうも軽自動車にはターボが必要、雪道の時に仕事できない事がないように4駆が必要 という少し明確ないままに、デュアルカメラサポート付き軽自動車4駆ターボ=唯一の車ハスラーとなった。
小型者は、ほとんど運転経験のない私にとっては、そういう車でないと自信がなかった。
もう一つの懸念は、車の運転に自分の適性があるのかないのか。
これだけは、実際に運転してみないとわからない事。
車購入が決まってから、2時間×4回ペーパードライバー教習は受けたものの、実際の運転技術は自分で走ってみないと得られない。
とにかく練習あるのみ。
しかし年齢が既に60歳前。果たして、運転技術の習得ができるのかは、神のみぞ知るという懸念はあった。
その為、運転初心者にしては、激練習を行った。
さすがに、一人で都内走行するのは、厳しかった。
夜高速も不安がかなりあった。
都内環八でトンネルのような所も、恐かったし、首都高トンネル内も恐かった。
ハンドルを握りしめて、イーって感じで走っていました(>_<)
3ヶ月間くらいは、他の車から時折り、クラクションを鳴らされる時もあったし、一方通行の道に逆に入りそうになった事もあった。
そうこうしている間に、山道ウネウネロードを運転する事で運転技術(車の操作や他の車との呼吸みたいの物)は、かなり向上したと思う。
現状に至っては、車の車両間隔は身体の一部になり、一般車が入れない所でも、平気で入って行けるくらいにはなった。
現状の車の弱点や性格もわかってきた。
でも今でも思うのは、まだまだ運転技術を向上させる必要がある事。
それは何も高速で山道をかける事ではない。
全ては安全に運転にする事が目的。
もしもの時に、車の性能を使って車の限界をコントロールする事も安全走行に必要な時もあると言う意味で、うねうねロードを中心に走っているのが目的となっている。ただ、そういう目的で走り始めたが、結構これがおもしろい。
車というハードウェアを自分の思い通りにコントールする事。
ラジコンカーを運転するのを延長すると自分で運転する事になると思う。
ただラジコンカーと違う派の、例え練習であったとしても、ミスが許されないのが運転だと強く思っている。
自分の年齢、自分の年齢から来る神経速度の劣化など当然ある。
それらも含めて、好きな一つであるお酒も最近禁酒をする事にした。
覚醒した状態で運転する必要があるとの思いが強い。
またバレエも更にうまくなりたいし。
将来免許返上をする時の自分の条件は、時速5km以上でウォーキングができなくなったら、それは絶対的な返納条件。
バレエ的には、アレグロで間違いが多くなれば、返納の時期が近づいてると思う。
2017年10月22日