カラーマネージメント 環境光

PHOTOGRAPH[写真]

現在までの自宅の写真作業室の照明は、天井はRA95を出す事ができるシーリングライト。
それに大きな作業机の上に、EIZOの色評価用RA99のZライト。
印刷上の厳密な色確認が必要な場合には、Zライトで行っていました。
シーリングライトの照明では、ちょっと暗く、それによって色が暖色系統に転んでしまっていて、RA95に対して使いがたく思っていました。

特にモニターと印刷物の色の一致度を見る時には、実問題がありました。
今回、パソコンの箇所にもEIZOのZライトを追加しました。

これで、モニターと印刷物の相互確認が精度よく直ぐにできるようになりました。
私のように顧客に直、印刷物を納品するような場合には、やはり、きちんとした作業環境が必要です。

こんな形での設置です。使用しない時には、上の方にやっておきます。

使用時には、下ろしてきて使います。
快適です。

ちなみにモニターそのものは、環境光の影響が出ないように、モニター付属のシェードをかけています。

私のエンドユーザは、民間の人達ですので、本当の所を言うと、最終写真を見る場合のユーザの環境光は、めちゃくちゃな場合が多いわけで、まず私が観察しているような画像を、ユーザが納品物を見ていないわけですが、それは仕方ありません。

顧客から色に対する指摘があった場合に、「こちらが正しい物である事」に対して理論武装しておく為というのが、大きな理由の一つになります。
まぁ 色に拘って再現しているのが私の一つの売りなので。

見やすいモニターの輝度に対して、それに対応して印刷物に対してもその照明光の輝度の確保が必要です。
これで結構モニターと印刷物の一致の確認が楽に行えるようになったと思います。