D850 VS G9Pro
D850はNikonの一眼レフとして非常に完成度が高いデジタルカメラで、一般ユーザにはこれ以上のカメラは必要ない、一つの完成型だと思えます。
G9Proは動画機能をいつも前面に押し出しているパナソニックが、スティルカメラとしてできる限りの事をやった最新モデルです。
ミラーレスとしての進化は、まだまだ続くでしょうが、現在のミラーレスの一つのTopカメラと言えます。
この両者を使って、フォーカスシフト=深度合成をやってみました。
まずはD850のフォーカスシフト機能を使った画像です。
30枚をD850で撮影し、PhotoShopでその30枚を画像合成しています。
画像クリックによって、最大横幅 1920px まで拡大表示されます。
レンズは Nikon 105mmF2.8 マイクロVR です。
フルサイズでは、ボケがつきまとうので、まずこのような画像は撮れません。
チルトレンズを使っても、なかなかに難しいでしょう。
撮影時のパラメータとして、何枚撮影するか、フォーカスのシフト量を定義して撮影しますが、どのような値が適切なのかは、わからず、試行錯誤が必要です。
こちらは、G9Proのフォーカスシフトです。
こちらの撮影では、撮影時にカメラがインテリジェントにフォーカスシフトして、撮影されてしまいます。
撮影後に、どこからどこまでにピントが来た写真として合成するかをカメラ側で設定します。
もちろん使い方の便利さは、DC-G9Proの方です。
G9Proは本当に現在のあらゆるカメラの良いとこ取りをしています。
マイクロフォーサーズというセンサーの小ささという絶対的な不利条件はありますが、これでしか得られない機能もあります。
例えば 35mm換算 400mmF2.8 というバケモノみたいなレンズが、30万円位で買えたりします。
センサーサイズが小さいが為に、色々な機能を余裕を持って搭載できる事。
仕事としてのNikon
半分仕事半分趣味としてのSony
趣味としてのパナソニック
を使って行くつもりでいます。
2018年2月7日