PC windows10 アイコン位置リセット
windows10でデスクトップアイコン位置が、強制的にリセットされてしまうという事が、世の中で一般的に発生しています。
明確なリセットされるタイミングや条件は不明確ですが、本現象を経験している人達は結構多いようです。
当初はインターネットセキャリテイソフト ESET の障害だと言う噂もあったようですが、どうもこの内容も、明確な根拠があるわけではなさそうです。
私が色々と調べた結果 結論からすればwindowsのバグと推測をしています。
以下私の推測とその推測に基づく対処方法です。
発生条件は、以下の模様のようです。
・デスクトップ上にアイコンを数は不明ながら、多数(恐らく100個以上)配置している場合。
・ある閾値を超えた場合に、そのアイコン位置がリセットされる。
この閾値は、どうも、時間やアクセス頻度に関連がありそうです。
コンピュータ関係のソフト開発に従事してきた関係で推測を立ててみます。
元々windowsでの基本機能であるデスクトップにアイコンを配置するという機能は、windowsの初期バージョンから継承されています。
その開発は初期バージョンだったわけで、その機能が延々と今まで動作している事になります。
windowsの当初のリリース時期は、モニターも小さい場合が多く、それほど多くのアイコンを配置する事はできなかったが、現状はモニター画面も大きく、配置されるアイコンの数も多くなってきた。
元々、アイコンリソースに限界があり、その限界の閾値に達するのが、デスクトップ領域が少ない場合には、遅いあいるは発生しない。
ところが現在のデスクトップ領域は大きくなり、アイコンも沢山置けてしまい、アイコンリソースを消費する率が高い。
それじゃ、マイクロソフトは、なぜこの障害を修正しないのでしょうか?
そんなのは、簡単なストーリィが成り立ちます。
本デスクトップアイコン機能のプログラムをメインテナンスできる人がいない。
「そんなのマイクロソフトには多くの開発者がいるでしょ。やれば簡単に修正できるでしょ」
というあなた。あなたは開発の経験がないですね。
マイクロソフトで仕事をする社員は、契約します。
その契約の中に、自分が設計開発した箇所は、自分が契約されている限り、保守します。
逆に言えば、他人が設計作成したモジュールは自己の責任範囲ではないのでやらない。
自分が他人のモジュール箇所を修正するなんて事はしません。
自分がやるのであれば、新規にその箇所を設計・製造します。
よってマイクロソフトは、過去のバージョンの機能修復等は実施しません。
新規バージョンをリリースする時に、場合によっては、該当機能は新規設計して提供して行きます。
実際問題、windows8からは、デスクトップアイコン関係は、スタートアップアイコン関係として新設されました。
ところが、ユーザの慣れの問題から、スタートアップアイコン機能は利用されずじまい。
マイクロソフトとしては、従来機能であるデスクトップアイコン機能を修復するつもりもありませんし、修復する事もできません。
新規機能であるスタートアップアイコン機能を使うのに開発をシフトした為です。
という事で、windowsでの不明なタイミングでのアイコン強制リセットに対しては、以下の方策が考えられます。
A.従来機能であるデスクトップアイコン機能の利用はやめて、スタートアップアイコン機能に移行する。
B.デスクトップアイコンの数を少なくする。
もちろんBの方法は、明確な数や使用頻度による閾値はわからないので、ユーザの試行錯誤が必要です。
とりあえず、簡単な事ですが、私としては B.の方法で、アイコン数を少なくしてみる事にしました。
基本的には、あるカテゴリ毎にフォルダーにまとめて、実質のデスクトップ配置するアイコンを少なくしてみました。
これで、100以上あったアイコンを、80位に減らしました。
更に今後問題があった場合には、同様の方法でデスクトップアイコン数を 50程度に減少させる予定です。
それでも発生した場合には、素直に、スタートアップアイコンに移行する予定です。
2018年4月18日