Nikon Z7 についての評価について
Nikon Z7 について
私自身はSony写真系のαシリーズも全て購入し、E-M1,X-T2,DC-G9も購入して実機で自分で評価もしてきました。
実機で評価もしないで 色々と感想を言うのは 断定的意見を言うのはどうかとも思っています。
あるメーカ担当者は「購入もせず使ってもいない人の意見には耳を傾けない」という旨を聞いた事があります。
そりゃーそうだろう カメラマンがもし自分の評価をまた聞きしてくだされた悪い評価だけで評価・決定されたくないでしょう。
まずは自分を使って結果を見てくれ それでダメなら仕方がない とするのが普通です。
私は当然購入して評価してメーカに自分では正確で有効な意見を述べます その意見が反映されなかった時に初めてメーカにそっぽを向きます。
Sonyのカメラはもう使う事はないと思います。
さてZ7ですが、DpPreviewでは実際に評価した報告があるのでそこからの引用を以下に示します。
ダメな箇所も部分的にはありますが、概ね長くNikonを使ってきたプロユーザには好評のようです。
現実問題 完成度の高いD850 D5を製品化してきた品質をベースに、現在の技術と価格価値の中での製品と感じました。
以下 DpPreviewv評価の部分的な引用です。
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-Unlike many competitors, the viewfinder also doesn’t drop in resolution during continuous focusing or burst shooting. That makes it a great viewfinder experience for anyone, not just users of optical viewfinders-
「競合他社と異なり、ビューファインダは、C-AFや連続撮影中に解像度が低下する事がない。 光学ビューファインダーのユーザーだけでなく、誰にとっても素晴らしいファインダを提供している。」
一応言っておくと ビューファインターの設計上よくリフレッシュレート60fpsや120fpsとかあります。
動態撮影時には、120fpsの方が当然ですが画面をキャプチャーする速度がそれだけ速いので60fpsより有利ではありますが、逆に画像品質を落としている場合が多々あるようです。
一般的にリフレッシュレートは、静止画などは60fps 動態に関しては120fps などが良いと言われています。
一日に数千枚のシャッターをファィンダーで撮影してるい私にとっては ファインダーの見えは非常に重要なので、この事は期待ができそうです。
-the team has predicted that there’s likely going to be a D5-level mirrorless coming around in time for the 2020 Olympics in Tokyo-
「評価チームは2020年東京オリンピックに向けてD5レベルのミラーレスになると予測している」
実際問題 今のD5レベルの完成度となるには、グローバルシャッター機能を筆頭に一朝一夕にはできないと思えます。
ますばジャブを打ち込んでストレートを打つ というのは、どこの世界でも同じでしょう。
一つ懸念なのは、一個の電池での撮影枚数が公称330枚です。
実際の評価上はそれ以上の撮影枚数を誇っているそうですが、この点は要注意だろうと思います。
ユーザ意見を反映するプロセスが良いメーカが良い製品を出す基本と思っている
キャノン ニコン ソニー を使ってきた中で その技術差は少ないと思いますが、その姿勢が1番感じられたのは、ニコンだと思っています。
なをメーカに意見を言う場合、当然ながら文章にして言うのは基本です。
姿勢のあらわれは、センサーでなく1番はユーザインタフエースに現れます。
その意味で行けば Lumix DC-G9 は非常によくできたカメラだと思っています。
まぁ
Sony α7が出た時には、誰も期待などしていないから、多くの意見はなかったけれど、発売前にNikonに対してこれほど多くの意見が出るのは、いかに多くの人が期待しているかの現れでもあると思えます。
Sonyは初めてフルサイズミラーレスを出したチャレンジング精神は評価していますが、Sonyユーザは自分のカメラに対して不備を言われる事に極端に嫌う傾向があります。Sonyはそれでかなり損をしていると思えます。
正しいユーザ評価がメーカに届かない事ほど Bad な事はありませんから。
「ユーザがメーカを育てるし ユーザがメーカをダメにもする」
TAGS: Nikon Z7 | 2018年8月27日