Nikon Z7 実写早朝編
Nikon Z7 + ZFTアダプタ +24mmF1.8
全ての画像は 横幅1920pxまで拡大可能です。
部分等倍画像です。
全て手持ち撮影です。
さすがに1/2Sとなると、数カットの中で良いものです。
24mm クラスですと 1/8S で慎重にシャッターを押せば、1カットでブレのないデータが撮れます。
二つの写真を比較して、ISO400とISO3200 のノイズの出方ですが、確かに暗部の陸橋の壁の部分にその相違が見てとれますが、光の当たっている箇所に関しては、そん色ないと思えます。
全てJPEGですが、D850よりノイズ処理がうまくなつているのかもしれません。
ISO3200までは、私の仕事では問題なく使えそうです。
手前のシャープさと遠景のボケ。
従来仕様のレンズですが、その性能はとても良いと思います。
撮影領域の90%を占めるAF測距ポイント。
一眼レフのようにAF測距ポイントが画面の20~30%と90%程度では全くカメラの使用方法が変わってくると思えます。
測距エリアが小さい場合どうしても、AFロックしてカメラのアングルを変えて撮るという事なります。
そうした場合、操作性およびカメラを保持する安定性からもファインダーを見ながらの操作になります。
ところが、AF測距ポイントが広いと、AFポイントを背面モニター液晶の箇所をポンとタッチするだけで、AFがダイレクトに移動し、そのままシャッターを切れば良い形になり、ファインダーよりモニターのダイレクト性の方が良い場合が多いと思います。
ニコンのモニターでは、AFのタッチ操作で、
AFポイントのみ移動
AFポイントの移動+シャッター
が選択できます。
後者の方では、カメラブレが気にはなりますが、シャッター速度が速くて簡易に撮影する場合には、とても簡単に撮影できてしまいます。
なを、撮影時および撮影後の画像のプレビュー時には、1ボタンでAFポイントの箇所を 50% 100%に拡大できます。
ISO800クラスは風景の空間周波数の高い草花においても完全に常用感度、シャッター速度1/80S は全くもって手ぶれを気にする必要がなくなります。
D850時台には、手ぶれ補正なしの単焦点レンズは、シャッター速度1/200Sでもかなり慎重にシャッターをきる必要がありました。
今回の撮影では従来レンズの手ぶれ補正なしの単焦点ですが、一眼レフとは全く別なパフォーマンスが得られます。
7RM3 + Batis 24/2 , X-T2 + 16mmF1.4でも撮影した被写体です。
朝の感じを出す為に色温度をいじってあります。
X-T2のようなAPS-Cは、特にこういう広角レンズでのボケ見が、堅く(ピント面からボケへの連続的なグラデーションの難)て趣味的には今一歩の感じでした。もちろん、絞って撮る分には、問題ないと思っていました。
Batisはとても好きなレンズでしたが、レンズの性能だけから言えば、今回のNikon単焦点だろうと思えます。このあたりは、レンズの好みだと思えます。
全体を通して、色々なボディ内手ぶれ補正を経験していますが、Nikonのそれも、マウントアダプター経由の従来レンスでも全く問題ないと言ってよいです。
Z専用レンズが欲しくて Z 35mm F1.8 を注文しました。
本当は 24mmF1.8 がとても欲しいのですが、ないものは仕方ありません。
いや~カメラとして本当に良いシステムです。
値段が高めですが、超高速連写だけがないだけで、それ以外はとても良いカメラだと思います。
なを
システム的に初陣という事もあり所々にまだネジがよくしまっていない箇所も部分的にみられますがおいおい、Nikonに伝えたいと思います。
TAGS: Nikon Z7 | 2018年10月3日