Nikon Z7 縦位置グリップの考察

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Lumix DC-G9を除くとミラーレスは、筐体の小ささが魅力の一つになっています。
但しミラーレスの宿命として常時バッテリを使う事により、長時間撮影にはバッテリが複数個必要になったりします。
 
職業カメラマンは、横位置だけで撮影する人達は少ないと思いますので、縦位置グリップは必須とも思えます。
 
問題点はオプション機器として縦位置グリップをサポートした場合、勢いミラーレスの特徴である コンパクト性の魅力がなくなってしまう事です。
またオプションとしての縦位置グリップを提供時には、バッテリー問題を解消する事もあり、勢い縦位置グリップ装着時のカメラシステム全体が大型化してしまいます。
この事はカメラメーカは、知らん振りしていると思いますが、歓迎できた事ではないと思えます。
 
よって望むべき事項は
1.縦グリップのみを標準で登載したカメラを提供する
 →Nikon 一眼レフで言えば D5等の1桁機
2.オプションで縦グリップを提供する場合は以下のパターンを提供する。
2.1 バッテリの増設はなくし、縦グリだけの物の提供で
  本来のミラーレスとしてのコンパクト性を優先とし
  た物を提供する。。
2.2 従来の考え方で 縦グリ+オプションバッテリーを含めた
  物を提供する。
2.3 縦グリの機能をサポートせず、バッテリの増設だけを
  優先した物を提供する。
 
特に
2.1ではバッテリ交換ありきでも問題ない撮影時に有効。
 →こういう局面の方がプロカメラマンには多い気がする
2.3では特に長時間のビデオ撮影で有効。
 
更に
やはりこの手の製品では、外部汎用バッテリ(USB給電)を使用しながらの撮影もサポートすべきは当然の事項。
→Z7はこれができません。
また外部バッテリを利用時には、バッテリと本体の接続性も高めた機構が必要。