倫理観も技術系も進展していたですね

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人の老化で一番の問題は頭脳の老化であろうと思います。
顕著な一つは認知症。
認知症に至らなくても老化とともに頭脳劣化している人は自分も含めて多いと思う。

技術的な劣化以上に問題は、倫理観の衰えに対して私は重大だと思う。

大会社に働いている場合は、その社会でのみ通じる様式や技術知識などを絶えず訓練されていおり、頭脳劣化の度合いはそうでない場合より、確かに劣化が少ないように見える。
その場合でも問題は、そういう閉鎖された社会で長く生きて来た人ほど、定年退職で個人生活に戻った時に、社会的不適合を起こしたり・劣化が急激に発生する場合が多いように思う。

会社でのみ通じる論理を一般生活にも適用してそれが正しいと思っている人は結構多いです。

カメラマンなどは個人中心の生活だと思うが、それでも、一時期鋭い考察をしていた人が、歳と共に、鋭い考察が薄れて一般人の考察しかできなくなっている場合を、最近よく感じます。

まぁ そのような事が人間の一般なんだと思いますが、なぜか悲しい気持ちがあります。

私などは、若い頃から他人とは相容れない意見の中に輝きを見つける方が多かったと思う。他人に理解してもらうには、本当に親身な友人であったり、言葉多く語らなければ、ならない場合が多かったのを嫌というほど経験しています。

まぁ私の行動は、会社員時代でもあまり理解されてもらえなかったとは感じている。
何かの対処を言われた場合、120%の回答は会社には認められない。
なので、そういう回答ではなくて、周囲の人にある程度理解できるようにレベルを落として、75%位の解を作成せざるを得ない。

多くの場合120%の解は一時的に損失にはなるが、長期的には利益を得るという事が多い。勤めていた会社ではまず短期の利益の総和を長期の利益として評価している場合が多かった。長期の利益の為に、短期の損失を良しとはしない。
こういう利益の考え方は、よくない会社ほど顕著にある。

但し会社を辞める前に数年一緒になった上司は、どうも私の能力に気づいて、私の話をよく聞き、最終解の方向性を理解してもらった上でその局面局面で、出す回答を用意した。そうすると、上司もたとえ75%の回答文章でも、120%の能力を認めてもらえた模様。結果ボーナス時には、業績が悪く他の人達が減少している中で、部門トップ査定をもらっていた。

現在の私は、色々な人との会話の中で、結構知識豊富な人と思われる場合がある。
私は、なんでも自分の知らない事は、結構深くインターネット等利用して調べるのが趣味のような所がある。

この知らない物をほっておくような事が多くなれば、自分も頭脳の劣化のサインだと思う。

私は独身だが、自分ではバランスのとれた人つきあいができると思っているが、果たして客観的に見てそうなのか、というのが分からない所ではあるが...