オリンパス E-M1X に思う事
今まで購入した主な一眼ミラーレスとしては
Sony 7RM2 7RM3 α9
Panasonic DC-G9
OLYMPUS E-M1 E-M1mark2
Nikon Z7
そして今回予約したのは E-M1X
なぜこんなに沢山購入してきたかと言うと、基本的には仕事の為。
静音・無音カメラを求める事は、この仕事を始めてからの課題なのです。
ミラーレスが出てきて、やっと解放されると思ったら、とんでもなくて、それまでの1眼レフで普通に撮れるものが、ミラーレスだと撮れない。
現在 ミラーレスは全て開発途中。
Nikon D5 や D850 のようなほぼ完成された域には、到達していない。
私の各社に対しての印象
基本的には、ユーザインタフェースの悪いカメラは、客思い=カメラマンのなんたるかを知らないと思っています。
その中でもシャッターの箇所が一番のキーだと思う。
カメラマンはやはりシャッターをきる事に喜びを感じるのが一番です。
Sony
技術はあるが、シャッター周りが全てしょぼい。
彼らは、自らそのあたりを改善が必要だとは思わない。
金儲けがメインで、つまる所、ユーザを大切にはしていないと判断しています。
Panasonic
とても熱心ですし、カメラの色々な所に、ユーザへの優しさを感じます。
今後のフルサイズ版にかなり期待があります。
パナが開発済みであるグローバルシャッターセンサーを用いたフルサイズ版が出れば、多いにメインカメラをNikonからパナに変更する意思があります。
OLYMPUS
各々の機能に技術者としての思いが感じられます。
突っ込み度は一番ではないかと思います。
E-M1X で初めて、他社フルサイズ機に対抗できるまでの物になつていると思われました。
Nikon
Z7は質実剛健きちんと作られたカメラです。
ないのは、バレエを写すだけの性能がないだけ。
趣味的に風景などを撮る場合には、ベストだと思う。
シャッター周り、ファインダーのできの良さ。カメラとして一番重要な箇所がわかっていると思えます。
フルサイズとマイクロフォーサーズ(MFT)
MFTの一番のデメリットは、センサーサイズから来る高感度領域の画質がどうしてもフルサイズ並にはならない事。
ただし最近は、実質仕事でも使えるかなっと思えるまではなってきている。
舞台撮影 それもRAW現像ありきでの撮影スタイルから言えば、どうしても1ピクセルとしてのノイズのなさ、RAW現像の耐性の強さを求めてしまう。
高感度を必要とする仕事メインカメラとしては、今後もフルサイズを使って行くと思ってる。
趣味としては、風景の遠景に関しては、被写体の形が写れば良いのでMFTで十分と判断するようになった。また遠景は望遠で撮る場合も多いが、望遠レンズの重量・大きさでも MFTに絶対的な有利さがある。
風景の近景に関しては、空間周波数の高い草木を撮る時には、やはり花びら、葉っぱの一枚まで写っている事が大切だと思っているので、こちらはフルサイズが必要。
遠景 MFT + 望遠
近景 フルサイズ+広角系
これなら、カメラ2台をかついでも、通常の行動には支障がない。
幾ら車があっても、最終的には、車から降りて、歩いて行かないとダメなので、手持ちで直ぐに撮影できる事は、自分的には、とてもメリットを感じる。
但し あまりにも被写体が スゴイ場合には、手持ちでは被写体にまけてしまう感じもあるので、その時には、三脚に据えて、がっちり被写体のパワーに押しまけないように撮りたいという心象がある。
今後の仕事での利用
当面メインカメラは
個人抜き中心として Nikon D5 ×2
全景からグループとして Z7 サブ D850
全景としては 70-200 の70mm側で全景が入らないようなホールもある為、どうしても、サブとして70mm以下のレンズが必要な場合もある為
ストロボ配下でのポーズ写真 D850 or E-M1X
恐らく AFの優秀な E-M1X であれば、カメラマンとしてのストレス軽減になると思っている。
特に レンズとして 12-100mmF4という35mm換算 24-200mmのレンズで撮る事を想定しているので、バストアップも全身もどちらでもあまり場所を移動せずに撮れるので、カメラマンのストレス軽減になると思える。
E-M1X + 40-150mmF2.8(35mm換算 80-300mmF2.8)は、ゲネプロなどで手持ちで色々な角度から、撮影記録に使って行こうと考えている。
私としての、創作領域も若干入っている。
MFTでも、RAW現像をしっかりすれば、最終サイズの問題はあるが、ある程度は仕事に使えると判断している。
当面の最終形態
仕事
S1 / S1R は グローバルシャッター対応もしくは E-M1X程度の動態パフォーマンスを持つものとした場合
個人抜き Lumix S1 +Sigma 120-300F2.8 + 1.4テレコン 2セット
全景 Lumix S1R + 70-200mmF2.8 1セット
ポーズ写真 E-M1X + 12-100mmF4
Nikonの現行資産を売り払えば、追加資金なく移行できると思っている。
E-M1X は 思いのほか良ければ もう1セット購入するかも知れない。
趣味
遠景 E-M1X + 40-150mmF2.8 + 1.4テレコン
近景 当面は Nikon Z7 + 16-30mmF4 →最終的には Lumix S1R + 広角
何も舞台撮影のバレエという仕事がなければ、こんなに苦労する事はなかったのだが。仕方なし。
2019年1月25日
