Lumix S1 評価 その3

PHOTOGRAPH[写真]

ピーカン状態の草花でどのようなファインダーの見えになるかを確かめたくて近場の川口グリーンセンターに行ってまいりました。
車で15分の近場です。

日曜日は開門からドッと子連れ家族が入って来るので、一番近い駐車場に入るには、早くから行かなければなりません。

全ての画像は、トリミングと縮小しています。

こちらはノートリミング。
24M機でも十分な解像力と思います。

こちらもノートリミング。
24-120mmF4 だけで撮っていますので、自由度が少ないです。
フルサイズとしての画質の安定性があります。
ブラウザーを大きくして、見てみて下さい。

24-120mmF4 は 最短撮影距離30cm でSonyの24-120F4 38cmよりもフレキシピリティです。
0.5倍のマクロになりますが、特にマクロ操作しなくしても最短まで近づけますし、このようなマクロではAFポイントを最小一点にすると、その部分を拡大表示しながらAFがされます。

特に室内でテーブルフォトをする時には良い感じと思います。
ソフトフィルターをかけています。
将来等倍までのマクロ専用機が出れば、素敵な絵が撮れそうです。

E-M1Xはどちらかと言えば、こってり系ですが、S1は高彩度を生かしながら浅めという感じでフルサイズのメリットがあると思えます。

E-M1Xでの評価と同じようにとってみました。
F8で撮ってますがピントが結構浅いです。
フルサイズだともっと絞った方が良いかも。

こちらはノートリミングです。
一般利用用途では十分だろうと思います。

フルサイズでは、レンズ内手ぶれ補正だけだと、マクロ撮影ではなかなかに手ぶれが防げませんが、レンズ+ボディ合わせてのデュアル補正で、フルサイズ手ぶれ補正ではNo1ですので、このシステムの一つの価値です。

どうもピーカン状態での草木の彩度オーバー(特に緑の葉に直射光があたった状態の物)のEVFの見えは克服されているようです。

風景撮影で初めて使えるミラーレスフルサイズだと言えます。