現像ソフト LightRoom と CaptureOne について
元々色にこだわってきたので、現像ソフトに関しても幾つか使ってきましたが、現在はCaptureOne オンリーです。
先日ついに私もadobeの軍門に下り、PhotoShopCCを使い初めて、それに付属(?)しているLightRoomも一度評価してみました。
もちろん操作性に関してはその習熟度合いもありますが、一見しただけでは、 機能性に関してはLRだと思いますが 操作性はCaptureOneだろうと思えます。
性能
Nikon D5 舞台画像で、ノイズ処理も含めた幾つかの現像設定を行った物をバッチ現像してみました。
PCの主要スペック
Ryzen 3700 (CPU コア 8 総スレッド数 16)
GPU GTX760 (かなり古いですが、LRには正しく認識されています)
60枚をJPEGで書き出し時の性能
LRの場合:
LR1 カタログ/RAWデータ/書き出しフォルダー 全て固定DISK(WD RED)
78秒 - 1.3秒/枚
LR2 RAWデータ 固定DISK(WD RED) : カタログ/書き出しフォルダ SSD
73秒 - 1.2秒/枚
CaptureOneの場合:
LR2と同一環境にて
78秒 - 1.3秒/枚
マシン資源の利用状態
LR/C1ともに、バッチ現像時には、全てのCPUコア 全てのスレッドを100% 使用
LRの場合のみの評価として 現像時
メモリは多少は使うものの、あまりメモリ消費は考えなくて良いと思えます。
GPUリソースも、全く使っていませんでした。
LRの場合は、カタログ云々の場所は、主に編集時のアクセス性能に関わっていると思え、バッチ現像時にはそれほど主要なファクターではないと思えます。
操作性等
LRの画像表示品質がよくありませんし、現像のスライダーも短く、操作(マウス・キーボード)がとてもしがたいです。
恐らく幾つかの調整を行えば、よくなるかと思えますが、全ての製品がそうですが、初期製品の状態がよくないものは、それほど変わるものではないと思えます。
LRは、RAWデータの撮影時刻の編集に使いますし、やはりPhotoShopまでデータを持ち込む前に、色々な画像操作ができる事が強みだと思えます。
2019年8月21日