パソコン グラボ強化・簡易水冷強化

PC[コンピュータ]

PCパーツを交換しました。

・簡易水冷 KRAKEN X72
・グラボ  ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING

簡易水冷の方は1年間 Fractal Design社 Celsius S24 を使っていたのですが、インストール時点から ポンプが小さくジージーする音が 時折していたので、いつか変更しようと思っていた。

グラボの方は、今となっては、性能的には、かなり低い物となってしまったので、それなりの物にしたいと思っていた。

以下画像を中心に。

ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING

先日アシスタントに来てもらってる女史のパソコンを組み立てた時は、MSI のGTX-1660Ti を使ったが、性能も良さそうなので、同じ性能レベルで、同じ物にするかと言う思いがあったが、もう少し冷却性能・静音性能が期待できる物として、3連ファンにしてみた。
お値段が夏場から、実際には8000円レベルで安くなったので、お買い得だった。

 

グラボ本体にも、LED照明のON/OFFが切り替えられ、また、ファンの規定値を、Q(静音),P(パフオーマンス)モードに切り替えるスイッチがある。
もちろんこれらは、ソフト上でも切り替えられる。

上記スイッチでファンの方のスイッチは、どうも固定化されていて切り替えられないようだった。

このグラボのチップと同一の他社製品で3連ファン仕様は、ほぼこれ一択だった。
もし3連ファンがなければ、MSIの2連ファンにしていた物と思われる。

こちらに関しては、購入前から、ほとんど懸念事項がなかった。

KRAKEN X72

水冷に関しては、3連ファンか、2連ファンの140cmファン仕様のどちらにするかの余地があったが、140cmファン仕様に関しては、実際問題ケースへの取り付け時に干渉があるか懸念される事もあったのでパス。
水冷のラジエータの面積がどちらが広いかは、トータルでは、12cmファンの3連仕様の方が14cm×2連仕様の物より少し大きいので、良いだろうと考えた。

3連ファンでも、Corsirの物とどちらにするかと言うこともあったが、一応ケース自体がNZXTの物なので、同一メーカのKRAKENにしてみた。
ただし製品のレビュー記事として、CPUヘッドから出ている水冷チューブが、メモリに干渉する場合もあると記述があったので、その点が一番心配していた。
これに関しては、後述する。

12cmファン×3個 なのでデカイです。

特にこの水冷にした意味は、Corsirに比較してラジエータの細かいヒダのピッチが、他社の簡易水冷に対して少し広いという事に期待を持っての事。
昔本格水冷をしている時にも、このピッチ幅が大きく水冷の性能・静音化に効いてくる事がわかっていたので。
本来であれば、ピッチ幅が広く、かつラジエータの深さが深い物が良いと判断している。

長辺方向は、39cmにもなる。

短辺方向は、12cmファンに適合している。

今回仕入れた、製品を並べてみた。
どちらも3連ファン!
ちなみにパソコン全体では、これに、ケースファンがフロントに3個 バックに1個なので、ケース全体では、10個のファンが稼働している事になる!
実際には、電源自体に付いてるファンを入れれば 11個!

これだけの事をしていれば、将来、漠熱CPUを入れても、大概は問題はないと思える。

ラジエータに付けるファンだが、ファンの裏・表など、風の方向が書いてないので、一般的な知識として、ケーブル・メーカロゴシールが貼られている方を排気方向として、動作させてみたが、その通りだった。

ファン3個をラジエータに設置した所。
いかにも効きそうな出で立ちである。

チューブ自体は、水冷としては柔らかい方だと思う。

CPUヘッドの方にポンプが内蔵されている。
チューブポンプとのつなぎ部分は、細いが、これは、やっぱり太い方が良いと思うのだが…

チューブは、ポンプに対して、自由にまわせられるようになつている。

購入前から懸念していた、チューブとメモリとの干渉だが、問題なしで、ホッ。
マザボードは ASUS X570-F。

この角度から見ると、チューブとメモリ間にはまだ余裕がありそうだ。

別な角度から。

一応この水冷の仕様として、メモリの高さが35mmの物までが、対応可能としている。
実測してみると、確かにメモリの高さ35mmだったが、これらは実際に設置してみないと、わからないですよね。

オーバークロックに対応したメモリでは、かなり背の高いメモリがありますが、それらでメモリスロットをフルに使う場合には、干渉するかも知れない。
CPU側から、メモリスロットを1,2,3,4スロットと番号を付ければ、第1スロットに干渉の問題があります。
メモリはデュアルスロットで使うのが基本なので、2、4スロットのみでメモリを使えば、問題は発生しない。

確かに、水冷ヘッド自体が他の水冷と比較してデカイと思う。
メモリスロットを4スロット共に使う場合は、KRAKENシリーズは、厳しいと思えます。

小さな配線がごしょごしょしていますが、エアロフローはすごく良い感じですよ。

グラボがそれほど大きく見えませんが、通常3連ファンのグラボを設置するのは、ケース仕様上なかなかに厳しいと思われます。
私は、元々、ケースを購入する時に、グラボもデカイものでも問題が発生しない物と言う考えで選択していたので、その思惑通りだった。
グラボの下側には、RAIDカード、RAIDカードの端子を外だしするカード、USB2.0カードを接続している。

ちなみに、クラボの風は結構、風量が多いです。

マザボードとグラボが同一メーカ ASUS製なので、相性は問題なし思っている。

今回の仕様で組み立て後の、アイドル(準備)時の、状況である。
CPU温度はフラフラしているが、マザボードの温度より低い場合もあります。

ちなみに上記CPUfanとして表示されている値は、簡易水冷ヘッドのポンプの回転数のようです。

今回水冷ヘッドを組み込み時に、熊のCPUグリスを使ったら、途中でなくなってしまって、とりあえず付けた時には、温度があがって、水冷用ファンが最大値に回ったりしていた。
熊のCPUグリスを新規に購入して、きちっと付け直したのが、上記結果となつている。
CPUグリスは、きちっと付けましょう~!!!

PC内部には、PCI4.0接続のNVMe 1Tも稼働している。

これで全てのPC強化計画は終了した。
これで5年間はしのいでもらう事にする。
とか良いながら、数年したらCPUのみ、12~16コア辺りの物が4万円台になったら、交換している可能性は高いと思うが…(^_^)