PC 簡易水冷変更
簡易水冷NZXT X72 をやめて、Corsair H115i PRO RGB に変更しました。
変更理由として X72の状態ですが
NZXT X72
・うまく動作する時は、全くもって静かで、無音レベル。
・ドライバー更新が頻繁にあり、その時々により動作が不安定になり、FANコントロールが適切にされずに、若干大きな音になる。
その時のFAN速度はわからないが、恐らく1200回転くらいだろうと思える。
これに関しては、コントロールソフト NZXT CAM を、システムにより自動起動をやめて、手動起動をしてやれば、適切に動作する事は確認した。
・長時間使用していると、ポンプから、ジージーあるいはコツコツと言った小さい音が、出る場合がある。
冷却性能は、12cm×3個 なので問題なし。
どの内容も再現性不明なので、メーカに不良品扱いとして返却するかどうは、微妙。
という事で、恐らく一番人気の、Corsairの水冷を入れる事にした。
本当であれば、3連ファンをやりたかったが、どうも3連ファンは入荷状況が良くないので、14cm×2個のファンに変更してみた。
上段は、これまで使ってきた物。
機能的には問題なしなのだが、恐らく、環境さえ良ければ、問題なく静音で動作すると思う。
静音と言っても、私の場合は、かなりこだわりがあるので、無音レベルを求めているので、他の人にとっては、全然問題ないレベルなのかも知れないが…
下段が、今回入れ替えたもの。
ファンの部分がかなりでかくて 14cm四方×2個。
取り付け方法等は、X72もH115iも変わらない。
ファンの(カーテンのヒダのような)ピッチ幅は、4個/cm程度で、若干細いが、従来通りと思える。
水冷のキモは、ポンプよりも、ラジエータのこのピッチ幅なのだが、本格的水冷では、このピッチ幅は、もう少し広いが、簡易水冷では、概ね狭いものが多い。
設置してみた。
よく言われるポイントとして、水冷ヘッドとメモリとの干渉だが、X72でも問題なかったが、問題なし。
但し、メモリに厚めの放熱部を持っている物に関しては、ぴったりという感じになるではないかと思った。
水冷チューブと水冷ヘッドのつなぎ部分のエルボー部分(90度に曲げているつなぎ手)は、X72よりも太いようにも見える。
14cmファンは大きいので、マザボード部分上側の電源機構(VRM)との干渉が気になる所だが、NZXTのこのケースは、もともと、どんな水冷も余裕を持って設置できる事を考慮して購入したものなので、問題なし。
14cmファンは、結構ケースと干渉する場合があるので、注意が必要です。
また、マザボード側補助電源部分との干渉も考えられますが、全く問題なしです。
全体像です。
水冷チューブは、私のケースの場合、ケースの後方からチューブを持ってくるのがベストでした。
稼働させてみると、良い感じです。
ICUE というソフトウェアで、ポンプ、ファンの回転数をコントールしたり、ポンプLEDの色を変えたりできます。
ICUEで、LEDの色を温度に付随するようにしてみた。
更に色設定も規定値から変更してみた。
20-40度 青色
40-60度 緑色
それ以上 赤色
になるように設定した。
ラジエータファンとポンプの回転数は、音的には問題なさそうな設定として、「安定」を選択してみた。
もちろんこれらは詳細には、温度と回転数の関係をグラフで自由に設定する事もできる。
Corsairの水冷はお勧めできると思えます。
2020年3月7日