Davinci 動画/音声同期 タイムコード属性
Davinci Resolveのレファレンスマニュアルを見ても、日本語として理解できるようになっていませんし、理解するには十分な内容が記述されていません。
こう言った所が、海外製品の使用を困難にするばかりだと思っています。
上記は、
オーディオ1がNINJAで収録し動画にエンベッド(付属された)オーディオデータ
オーディオ2がTASCAMで収録したオーディオデータ
青い枠及び黄色枠の箇所が、TASCAMが起動時に発したスレートトーン信号が収録されている模様を表している。
青枠と黄色枠の尺の長さはどちらも同じで、ピッタリ 1S(秒) だった。
青枠の方の最初の部分の波形が少し悪いが、出だしに大きく、波形が振れている箇所から計測しての値。
起動時のタイムコード
一方タイムコードの方は、レックフリーで、タイムコードをNINJAとTASCAMで合わせており、それぞれのクリップの始まりのタイムコードは以下の通り
(秒数;フレーム数)のみ表記
NINJA 45;03
TASCAM 45;10
TASCAM 45;10 = NINJA 45;03 + 7フレーム
TASCAMとNINJAはヨ~イドンの合図で、起動するのだが、NINJAは即座に走るが、TASCAMは 7フレーム遅れて、走り始めてるように見える。
スレートトーン信号の開始時刻
NINJAが起動してスレートトーン信号が実際に始まるまでの時間が、上記の7フレームに合致していたら、話は簡単なのだが、実際には以下のようになっていた。
NINJA側スレートトーン始まり時刻
45;15 = NINJA起動時刻 45;03 + 12フレーム
となっていて、 5フレーム(=12-7)分 更に時間がかかっているのである。
いったいこの 5フレームは 何~って事なる。
まぁ一つの可能性を考えれば、以下の推測がある。
実際には、Z6 -> NINJA -> TASCAM と接続されていて、TASCAMがスレートトーン信号をZ6に返して、Z6側で動画と音声を合成して、NINJAに渡している。
一方起動制御に関しては、Z6が ヨーイドンをかけている事で、ヨーイドン信号の方が 5フレーム早く処理されていると 考えるとつじつまが合う。
それじゃ~ スレートトーン信号 を出さなければ いいんじゃないかと 思われるが、それを出さないと、やはり 数フレームレベルで 合ってないのも、この5フレーム分がある為だと想定される。
最終的には…
まだ、Z6本体のタイムコード制御が誤っている可能性が大な面があるので、なんとも言えないが 現状での同期の適正方法は、
スレートトーン信号の 頭でなく尻尾の部分を、手動で合わせ込めば、良い
という暫定方法を今後とる事にする。
まぁ この方法であれば、タイムーコード制御する必要もない。
操作方法としては、幾つかあるが、12フレーム分をタイムライン上でクリップ移動させるという方法と、元々、クリップのタイムコードを12フレーム分調整すれば良いという方法もある。
以下に クリップ属性のタイムコードを変更した方法を示す。
設定タイム値は、NINJA側 45;03 に 12フレームを足した値 45;15 を、TASCAM側に設定し、音声同期のタイムコード同期をさせれば良い。
これで正しく同期タイムラインが出来る事は、確認した。
なんかね~ ハー という感じですが…
なを EDIUSの方では、ある設定したポイントの10秒前後の音声を解析して、音声同期するという機能もありますが、完璧を期するには、やはり、手動同期が良いようにも思えますが。
本同期については、これを終わりとして、Z6側のタイムコード制御の誤りが修正されたから、再度評価予定です。
Z6側修正されるのでしょうか???
TASCAM DR-701Dの紹介を作成してみました
TAGS: TASCAM DR-701D | 2020年7月22日