Blackmagic Video Assist 12G HDR
BlackmagicVideo Assist5” 12G HDR はどうも現状では、機能が十分でない模様。
(下記画像は Blackmagicサイトから引用)
モニターキャリブレーションがない
Blackmagicと言えば、極端な話し、Resolveを中心として色に関して、かなり最先端を行っているメーカですが、Assistはモニターキャリブレーションがユーザサイド及びメーカサイドでもできないんです。
日本法人からは、本社に対して要求は出しているが、まだ対応はできていないとの事。
少なくともこの製品を購入する時には、モニターキャリブレーション対応ができる機器を待った方が私は良いと考えます。
現在各社フラグシップミラーレスでは、外部収録機器の場合のみに、RAW動画を収録可能となっています。
現状では、ATOMOS NINJA V のみの対応となっています。
NINJAでのRAWは、ProresRAWとなり、Davinciでは扱っていませんし、10月現在では、扱う予定も未定との事。
もともとBlackmagicでは、独自のRAWである Brawという仕様があり、これであれば、当然Davinciで扱えるようになっています。
まとめると 以下のようになっています。
NINJAでは ProresRAW
Assistでは BRAW
来年2月には、Blackmagic以外では唯一Nikon Z6Ⅱ/Z7ⅡでBRAWが扱えるとしています。
もろちん Assistでは Prores HQ 等は扱っていますが、ProresRAWはサポート対象外なのです。
実際問題、動画のカラーグレーティング作業は、RAWでは画像ファィル超デカクなる事や、LOG収録で十分である事、及び動画RAWを撮るくらいの画像となると、当然4K想定だしそれだと、動画RAWはよほどの事がない限り現実的ではありません。
まぁ、カラーリストの私としては、勉強の為くらいの意味で、動画RAWを扱いたい意味がある程度ですが…
まぁ、NINJAは、モニターキャリブレーションができるし、Assistがカラーキャリブレーションが出来たら、買い換え等を検討したいと思ってます。
しかし Nikonさん この事をわかっているのだろうか…
2020年10月20日
