SPEED EDITOR #01 TRIMの概念
移動
SHTL 昔ながらの早送り/早後退
JOG フレーム単位移動 主にクリップ内移動
SCRL 秒単位移動 主にクリップ間移動
クリップ単位の移動があっても良さそうだが…
TRIM in/out
クリップ内の再生ヘッドの位置によって in/out を決めている模様
実際にはクリップ内の尺の長さを1/3等分して
前半 / 中判 / 後半 に分けて
前半部分に再生ヘッドがあった場合に、TRIM in + ジョグで 前半トリム
後半部分に再生ヘッドがあった場合に、TRIM out + ジョグで 後半トリム
なをこの時 移動モードが JOGモード以外で動作させていても、TRIM モードに入る事で、 移動モードは JOG モード となる
概念
カット編集でのTRIM in/out を説明している図をつくってみた。
これは クリップAとクリップBが X地点で接しており、現在のカーソルがY地点にある場合を示している。
カーソルYが付随する(対応する)編集基準地点がXの場合、とにかくXの右側が、Trim IN の対象となり、左側がTrim OUTの対象となる。
このTrim の編集基準点を決めるのが、再生ヘッド=カーソルYの位置なのである。
カーソルYのクリップ上の位置によって、Yに対応する編集基準点は、クリップの最初や後ろになったりする。
この場合にでも、基準編集点が変わるだけで、Trim In/Outは 同じようになる。
初期クリップBの位置を三等分して、左、中、右とクリップ領域を表した場合、
左クリップにカーソルYが存在する場合の編集基準地点は、クリップBの最初となる。
右クリップにカーソルYが存在する場合の編集基準地点は、クリップBの最後となる。
それでは、カーソルYが中にある場合には、編集基準地点が存在しない事になるが、そのような場合、つまりクリップの中間に編集基準地点を置きたい場合には、SPLITボタンを押す事に編集基準地点がその場所に作成される。
これがカット編集の 編集基準地点の考え方。
この概念さえわかれば、後は、簡単。
現在カーソルに対して、どこが編集基準地点となるかは、自分でSPLIT位置を作成しない場合は、自動的に判断される。
私なら こういうソフトウェア設計を思いついたか、これはさすがに自信がない…
なを、TRIMしたクリップの箇所は、元に戻す事ができるが、例えば、RIPL DEL した箇所は、TRIMのようには元に戻せないんだろうな… 要調査
TAGS: SPEED EDITOR | 2020年12月5日