Nikon D6 と 180-400mmF4.0 TC1.4 の実使用

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180-400mmF4.0実際にリハーサルで撮影してみました。
やはり200-400と比較すると、圧倒的に180mmからというのが、実用度が高いです。

カメラ横位置撮影時、パドドゥの横撮影でも、リフトアップ時に高さが足りないという事はありません。
また、1.4倍テレコン使用時テレ側で560mm換算も、5歳児を舞台の奥に立たせた状態で、横位置でほぼ、いっぱいに写るので、縦位置で写せばほぼ、トリミングもしなくてよいくらいの大きさに写るようでした。

もちろん、写真の写り内容に不満があるわけでは全くありません。

一つ問題があるとすれば、レンズ座金について、レンズ保持のネジを緩めて、縦位置と横位置を変更するのですが、きっちりした位置に設定するのに、少し難がある。
レンズ座金を緩めているのですが、なぜか、レンズを回転させて微妙に調整しようとすると、クキックキッと、スムーズに回しずらく位置が決まりずらいのです。
もう少しスルスル動作する事が必要です。

また、TC1.4を使うと、解放F値が4.0から5.6自動的になりますが、それは良いのですが、絞りシャッタースピード、ISO含めてのEV値を変更する事なく、ISO等を自動的に変更してほしいという要求がありました。
もちろん、ISO自動感度設定にしていると、自動では変わるのですが、それだと、常時に自動にカメラまかせの露出となってしまい、人間にとって正確かというと、その点はイマイチかなっと。
これは、ズーミング操作でF値が変わるレンズでも同様の事です。

200-400mmよりも、180-400は圧倒的に使いやすいです。

多分Canonにはこの事はわからないと思えます。

私的には、120-300F2.8  -> 1.4倍テレコン使用時 168-420mmF4.0
となるので、こちらの方が利便性が高いです。
特に小さな舞台では、120-300という画角が真価を発揮できます。
先日の本番舞台撮影では、120%にその威力が発揮できました。

120-300をD6と組み合わせて使うと、現時点ではパーフェクトシステムと言えるでしょう。良い時代となりました。