最近のバレエ 注意点
昨年からコロナ禍の元でレッスンを休まざるを得ない日々が続いて、結局は、この2年間で、半年くらいはバレエレッスンを続ける事ができなかったと思う。
総合的な体力に関しては、早朝トレーニングで維持していると思うが、足首周りの筋力が明らかに落ちてきており、アレグロなどで小さいジャンプで身体が引き上がらなくなってきている。
考え方を先週から変えて、ポイントとしては以下の2点。
・バーレッスンの時から、出来る限りルルベアップをする
・回転系では、1回転目に可能限り一点見続ける
ルルベアップをするようになつてから、センターレッスンに出てから明らかにジャンプ等で少し浮く感じができ、アダージョでのバランスも良くなってきたと思う。
回転系は、他の人々をそういう視点で見ると、非常に多くの人達が、一回転目のタチが速く、目が残っていない。
もう少し遅めタチで目を残して、クッと切るという事をすれば良いのにと思ってしまうが、自分がやろうとしても、なかなかに難しいが、これを当面続けて行く事にした。
回転系に関しては、視点を変えて他人の状態を観察してみると、非常によくわかる事しきり。
昔は、こういう目で他人の振りを見ていたものだが、最近は、順番待ちの時は、アンシェヌマンの振り順を確認していたりする率が多く、集中力が落ちている気もする。
私は、50歳前半までは、アレグロの時には、つま先だけで、床を感じて細かく・強くできていた事に少しは自負もあったが、今はそういう つきま先だけで踊るという事が なかなに叶わない。
バレエをやっている人の中でもあの感覚を経験した事のある人は、多分わずかなだと思う。どんな難しいて速いパも自分的には、空間を飛んでいるような感覚でできていた感じがある。
また、バーレッスンにおいても単にタンジュをしても、とても身体が楽しい思いで一杯の時もあり、そういう時には、絶対的に脳内麻薬が出ているような感じだった。
さすがに、現在は、そういう感覚は絶対生まれない。
2021年11月26日