PLIE diary

上尾市コミュニティセンター　ホール

上尾市コミュニティセンターのホールの観客席について、写真撮影・動画撮影観点から言うと、ちょっと特殊な事もあり情報を記載しておきます。

特徴としては、各座席の段差が非常に少なく、横の扇形に広い事です。

座席後方からの撮影を考えた場合、10列目から撮影するのが通常です。
座席内において、座席とその前の座席の空間は、広いので三脚などは配置し易いです。

座席の後ろ通路側にも、観客席があります。
上記、白机の置いてある位置に三脚を配置する事も考えられますが、10列目であるその前の座先内とほとんど高さに違いがありません。

最前列と、舞台との空間は、比較的距離がとられています。
しかし、座席の位置が高く、座席の背もたれの方が、舞台位置よりも高い位ですので、どちらかと言えば、イベントホールに適した作りになっていると思います。
バレエのようにつま先をきちんと後方の人達が見ようとした場合には、工夫が必要と思います。

10列目の観客席内から立って撮影した場合、3列目に大人の人が座っていると、ぎりぎりの状態。
撮影観点から言うと、これでは、映像にした場合、3列目の人が映像の内に入り込む可能性は高いと想定されます。
恐らくそういう観点で、1～4列目の座席シートの色が、紫系統になっているものと思われます。

単に、撮影という観点だけでなく、紫色シートの座席の利用を考えると、観客席後方の人の鑑賞に影響があるとも言えます。

10列目の観客席内から、座席の背もたれを立てた状態で座席に座って、舞台を見た場合。これは、明らかに、撮影に支障が出る。

ホールの担当者に聞いた所、ホール側でも撮影時には支障がありそうで、上記のような金属製の枠を最後部手すりと最後尾客席との間にはさみこんで、それを2個並列させて設置し、その上に更に、金属製の板を並べて、観客先の上に立てる環境を作成し、そこから撮影するという方法があるとの事。

これであれば、観客先内の少なくとも最前列1～2列を空ければ、撮影上の問題はないと思えます。
但しこの台座は、昇降部分も含めた場合、10列目の観客席は使用できない事になります。

これらを踏まえての最終的な座席利用は以下が考えられます。

黄色部分:
舞台撮影での利用は、好ましくない座席部分です。
撮影はもとより、客先後方にいる方にも、目障りになると考えられます。

赤色部分:
11列目は、観客先内に台座(2組)を組み、更にそれらの乗降の為の足場も組む為に、観客席としての利用は禁止します。

10列目は、16,17,18には、撮影補助機器(センター撮影機器や環境音収録マイク)の為に空けておく。

紫色部分:
10列目 13,14,15,19,20,21 は観客席としても使えますが、後方11列目で撮影する上で、機材等の落下のリスクを考えると、空けておくのが望ましいと考えられます。

なを撮影機材の箱・バッグ等は、11列目の後方通路内に置く事とします。

12列目であるホール壁際の座席の利用は不可となります。