AM4 CPUスッポン抜け 完全対応

PC[コンピュータ]

A.スッポン抜け対応していないCPUの場合の、CPU外し取り作業について

A1.熱をCPUとクーラーヘッドに与えて、グリスが溶けるのに期待する

・CPUクーラー、水冷ファンの回転速度を低速度に固定 500回転
・CINEBNCH マルチコアを10分程度動作

私の場合、CPU温度は、60度程度となった

A2.素早くパソコンから、CPUファン外し作業を行う
・通常は、軽い力で、CPUファンヘッドの回転が行えて、簡単にファンヘッドが外れる
A3.CPUがファンヘッドと外れない場合は、ファンヘッドの固定しているフック等を外した状態で、再度、上記A1~A2 を実施する

A4.それでも外れない場合は、CPUをストレートに無理矢理抜く
・但し、この場合、ストレートで抜かない場合は、ピン曲げ・ピン折れの問題が出てくる可能性がある。

・抜き取り作業時には、パソコン内部及び周辺に堅い物をおかず、柔らかい布、プチプチ等で覆っておく

A5.CPUスッポンが発生した場合
・CPU横の僅かな、基板とファンヘッド内に薄くて、広い鉄板=大きめのマイナスドライバーをこじいれるか、あるいは、その隙間に入る鉄板等を入れて、テコの原理で、持ち上げる

B.スッポン抜けしないようなCPUの取り付け

B1.ProArtist IFE2を利用する(対応クーラーの場合)
適応対応のCPUクーラーの場合、問題なく設置できると思われる
B2.ProArtist IFE2を利用する(非対応クーラーの場合)
マザーボード標準のファン取り付けポートを利用するCPUクーラーの場合には、
IFE2の加工が必要
B3.IFE2の加工について
・基本は、ネジ穴の位置が適合しないので、ネジ穴が適合するように、
電動ドライバーで、最終的には、6mmの穴を開ける
・末端の橋げた部分は、逆方向に折り曲げる
・CPUソケットにCPUを据え付けた状態で、加工後のIFE2の調整を実施する
・IFE2が基板と接触する部分は、電気的な保護対策テープを貼っておく
・特に、IFE2よりCPUが高くなるようにしなければならない
C.CPUグリスは粘度の高いねこグリ等を使用する
・グリズリーは経年変化が固形化する率が高いと想定