バレエ公演 う~ん
先日バレエ全幕公演を観てきました。
あり得ない! 思いが…
恐らくほとんどの方が思われた事と推測しますが…
全幕物に50才を越えた人を主役に立たせるなんて。
それも一つのバレエ団であれば、そのバレエ団創始者等を中心に構成されている場合には、それもありなんですが。
バレエ協会が行う全幕ものです。
意味が違います。
私はその日の主役の人の名前を確認せずに見だしたのですが、踊る心はあり過去の名前で出ているような感じを受けました。
はつらつとした娘役なのに、全く飛べないし、若さが全くないし、顔を見ると、もう相当な歳だと言う事もわかってしまい、華やかさが感じられない。
誰が見ても明らか。
私は本人以上に、こういう配役をしたバレエ協会に不信を抱きます。
わさわざ外国からよんだ振り付け師に対しても、とても失礼で、日本のバレエ文化のレベルを更に落としてしまう印象を与えたと考えています。
もちろん50才を越えても、たとえば、チュチュ姿でなくアンナカレーニナ等の物語性を全面を出している小品を踊るには、時として的を射てる場合もあります。
が… グランドバレエの主役にはあり得ない。
情けない思いが1番になってしまい、その主役の踊りの時には、双眼鏡で見るのはやめてしまいました。
バレエ協会主催で、見に来ている多く人達がそれに付随している方々です。
子供も多くいるのに、その頂点のバレエで、こういう配役をした事に、私はある意味、憤りさえ感じてしまいました。
2018年3月13日