人間の進化と思考

生活[LIFE]

ゾフルーザというインフルエンザの治療薬が有名で調べてみた。
その作用の動画が公開されていたので、見てみると、非常に巧妙にウィルスが自己複製している事がわかる。

単なる1プロセスで自己複製しているのでなく、色々な工程をとって複製している様は、何か意思のある設計を感じてしまうほど。

以前から考えていた事ですが、我々は、自己防御や治療に対して、薬や各種装置・技術によって、病気に対抗している。

本来であれば、人間の思考に依存しない身体の自然な防御機構が鍛えられて、病気に対抗して行くのが、本来の自然のありき姿だという思いもある。

他の動物であれば、長い時を経て最終的には、自己の免疫機構の強化なり自己の進化・変化で対応して行くのですが、人間に関しては、そういう機構よりも、まず思考で対応している。
その思考での対応は、比較的短期間に行われているが、自然の摂理から言えば、それはイレギュラーな事項ではないかとの思いもある。

人間は自身の身体としての自然な対抗力よりも、思考による対処を有効にしているが、本当にこれで良いのかという気もする。
思考による急激な対応は、更に急激な自然界の脅威を生む懸念は高いと思えます。