パイオニア 最新カーナビ AVIC-RL911
2020年10月にクロスビーの一部機能が更新されて、それと共にアクセサリーも更新があった。
カーナビで全方位モニター(他社での呼び名はアラウンドビューモニター等)が使用できる純正ナビが、以前はパナソニックとパイオニアだったのが、パナソニックのみとなった。
私はパナソニックナビに過去に何度も痛い目にあったかわからず、いつかパイオニアナビに変更するつもりだったが、純正ナビからの選択子がなくなってしまった。
現在全方位モニターが使えるナビは、他社ナビでもある種の対応コードを利用する事で使えるようになっていたので、この際、かねてから考えていた、パイオニア製ナビに変更を行った。
もちろん今回は、パイオニアナビ(=カロッツエリアという製品名,以降カロナビと称す)を事前にかなり詳細に調べ上げた。
製品の説明書も事前にダウンロードして調査し、インターネットで実際のナビ評価サイトも調べて、これなら期待通りと決心して、購入に至った。
本日は、先日交換したタイヤ LEMANS V と上記カロナビの総合評価をする為に、近場の奥多摩にドライブに行ってきた。
行きは高速、帰りは一般道を使った。
LEMANS V
これは良いです。
私のクロスビーの足回りは、リジカラ+KYB NEW SPECIAL フラット指向になっていたが、LEMANSを入れる事で、少し柔らかみがプラスされたように思う。
細かい振動=ノイズをタイヤが処理してくれるし、高速での段差もうまく処理されている。
強いて言うならば、棍棒に毛布を一枚巻いて、堅いコンクリートを叩いたような感触と言えば良いだろうか。
速度100kmでもロードノイズが多くならず、かなり快適に乗れる、カーオーディオの音を大きくしなくても、十分な感じであった。
一般道では、50~60km程度で巡航する場合、とても、とても良い感じで、クロスビーの6ATとつながりがよく、小さい心地よい振動とノイズに変換されて、更に静音となったようだ。
ドライブフィールに関しては、一般道や奥多摩のワインディングはほぼ完璧と言って良い。転がり抵抗もかなり少ないように思う。
但し 高速に関しては、タイヤが少し柔らかのか、少し修正舵が多くなったかも知れない。
タイヤ圧は標準で設定したが、高速優先とした場合、若干タイヤ圧をあげた方が、良いかも知れない。但し、本日の高速は、関越道でかなり車が立てこんでいたのも一因なのかも。
空いてる高速での体験をしてから、空気圧を調整するかどうか考えたい。
年末までに、また、大洗神社の朝陽を撮影しに行こうと思っているので、その時には、100km巡航でほぼ車のいない道を走れる予定なので。
AVIC-RL911(2020年11月 新発売の物)
これは結論から言えば、大正解 と言って良いと思う。
これぞ ナビゲータ と思う。
パナナビは絶対に他人に勧められない。
カロナビなら他人に勧めて全く問題はないと考える。
ナビの評価なんて、個人ではほとんどできないし、車を変えてもナビは同一メーカというのが多いと思う。
これは、交差点に近づいた場合に自動的に2画面に別れて表示された時のものだ。
まずパナナビとの相違は、パナの方は、普通の地図に近いような感じで表示されるが、私はそれに慣れていたので、カロナビでの今までの地図というより、地図をイラスト化した表示には、最初は、慣れなかったのも事実である。
但し今回のドライブで、よく考えたら、ナビに地図としての本来の機能は不必要な事が感じられた。ナビにはナビとしての地図のあり方があるというのが、本質だと思った。
よくプロスポーツとしての、車の競技でナビゲータとドライバの二人が乗って競う場合がある。あの時に、ドライバは、何も行き先等の情報を絵で見ているわけではない。全ては、ナビゲータの言葉を聞いて操縦している。
カーナビの評価尺度は一言で言えば、ナビ画面を見なくても、音声案内だけで、ナビが完結できるレベルの性能があるかどうかが、一番大切である事がよくわかった。
昔、各社のナビ評価があった時に、音声案内だけで完遂できたのは、カロナビだけだったと、車屋の兄ちゃんが言ってた。
上記カロナビの交差点の模様について
まず一番重要な情報は、ドライバ側=右側に表示されている。
上側には、後150mで右折という事がわかる。
更にそれを補足するように、右側下に 0m-300mのバーグラフがあるが、これは、自車位置の交差点に到達するまでが順次変更されて表示されている。
私は、常々、交差点の情報を表示する時には、全体図も一緒に表示する必要があると思っていたが、これがなされている。
音声案内をここで示す事はできないが、音声だけでも、基本的なナビは出来ていると思った。
左の図は、通常走行時には、ナビ全体に展開されている。
全体図に関しては、2Dライク地図も表示できるが、2Dライクな地図だと、全ての情報の重みずけが一緒でよくない。
3Dライクな地図だと、手前の方が大きく見やすくなり、遠方に行くほど小さくなり、情報の重みずけがされていると思った。
これには、少し慣れが必要だが、慣れてしまえばこちらの方が良いと思う。
奥多摩まで、時間優先の道を選択したが、今まで何度か行った道とは異なる道が選択されていた。
時間優先で選択された道は、比較的運転のし易い幹線道路がメインだった。
極端な話し、一本道を行けば到着。
それに対してパナの方は、幾つかの道を変えながらのものであった。
最短ルートと最速ルートとは異なるような結果だと思う。
最短ルートメインのパナは、地方の観光地を訪れる場合、極端な道をナビされる場合が往々にしてあった。これは非常にいやらしい。
また、通常の道でもわざわざ側道に案内する場合が非常に多い。
カロナビは、運転のし易さも考慮にいれて、一番交差の少ない道を元に、幾つか割り出しているフシがあると思えた。
恐らくカロナビでは、今までパナナビでは行けなかった観光名所にも普通に行けるだろうと感じた。
できれば、カロナビの動画を作成したいと思っているので、こうご期待。
いや~ 足回りもよく、ナビも頭良くなって、長距離ドライブのストレスがかなり軽減できると思う。
追記
全方位モニター対応の切り替えスイッチは以下の箇所に設定されていた。
右側の赤いポッチです。
TAGS: AVIC-RL911・クロスビー | 2020年12月15日