写真サイズ
通常現在のカメラは 長辺:短辺 = 3 : 2 の比率になっているものが多いです。
APS-Cあるいはマイクロフォーサーズの一部のミラーレスカメラは、4:3比率のものもあります。
私は個人的趣味から言えば、写真展などでは、4:3比率の方が若干好きかもしれません。
但し現在のカメラは、35mmフルサイズカメラが主体ですので、お客さんに収める写真サイズも 3対2比率= 長辺/短辺=1.5比率の物が良いという事になります。
私は現在の仕事を行うにあたって、この1.5比率を守る事を基本としました。
私の所で扱ってるメインの物として1番数が出るものとして
KGサイズ 102mm×152mm 比率1.49
PHサイズ 135mm×203mm 比率1.50
ワイド6つ切り 203mm×305mm 比率1.50
これら以外の大きな物に関しては、フレーム等に入れる関係で、媒体サイズを一般的な物(A3 A2等)にしています。
A3やA2になると、その画像の特性に応じて、単に拡大します だけでは済まない場合もあるので(一点一点の印字特性(USM,ノイズ処理等)) トリミング等も個別に行う場合も多いです。
同業で、私の調べた限りにおいては、単に写真をプリントをします。収めます。
と言った所は、画像サイズの1.5比率のこういう拘りはないようです。
私にとっての基本は、写真をとってそのままをプリントにまで反映できる事が、1番高画質になると思っています。(もちろん舞台写真ですので色の再構築作業は必須ですが)
もちろん多くの場合は、若干のトリミング等を実施していますが、それでも画質のベースに置いているのは、どのサイズでも同じ比率になっている事です。
これによって、どういう事が可能になるかと言えば、一つの写真を、どのプリントで行っても、過不足無く印刷できたり、お客さんに渡す選択見本さえ、過不足なく効率的に作成できる事なのです。
2017年4月26日